山地・渓谷
大歩危・吉野川
四国山地を横切る吉野川の峡谷。狭く曲がりくねった谷を、上流から下流へ駆け下ります。名前がそのまま注意書きです。
諸元
- 所在
- 徳島県三好市(吉野川中流)
- 収録範囲
- 8.1 km 四方
- 標高
- 150 m 〜 1,377 m(実測)
- 谷の性格
- 下流へ向かって高度が下がる下り谷
大股で歩けば危ない。地名がそのまま注意書きになっている谷です。
どんな場所か
徳島県三好市。四国山地を南北に横切る吉野川が刻んだ峡谷で、大歩危・小歩危と呼ばれる区間です。結晶片岩が水に削られた、切り立った岩肌で知られます。
収録範囲の標高は 150 m から 1,377 m。渓谷としては黒部や上高地ほど深くありませんが、曲がりが細かい。川が大きく蛇行しながら山塊を貫いているためです。
収録した地形
8.1 km 四方を収録。斜面はほぼ全面が広葉樹林に覆われます。
朝日が谷の正面から差すと、幾重にも重なる稜線が逆光で霞んで見えます。手前と奥の区別がつかなくなる——この地形の難しさは、深さではなく読みにくさです。
飛ぶと、どうか
南の谷口から入り、水面のリボンに沿って下っていきます。南アルプスが登り谷なら、こちらは下り谷。地面が逃げていくぶん高度には余裕が生まれますが、そのぶん速度がついてしまう。
そして曲がりが細かい。速度がついた状態で細かい曲がりに入ると、旋回半径が谷の幅を超えます。低く、速く、正確に——このうちどれか一つを欲張ると、残りの二つが崩れる谷です。
収録されている地形は、エディション・プラットフォームによって異なります。詳しくは各エディションの説明をご覧ください。
地形データ出典: 国土地理院 標高データ